以下、フッタ(末尾)部分に記載すべき事項です。なお、以下の内容は別にヘッダ部分に書いても問題ありません。
送信専用アドレスについて
宛先不明メールを受信したくないなどの理由で、送信専用アドレスでメールマガジンを送信する例があります。
メールマガジンの内容について質問したい場合や、配信を止めてほしい場合などにそのまま返信をするユーザーもいますので、送信専用アドレスの場合にはその旨を明記するようにするといいでしょう。
誤送信の場合について
システムをちゃんと組んでいればあまり無いですが、誤ったアドレスに送信されることも考え、「このメールに心当たりが無い方へ」というような内容で連絡先を明記すると良いでしょう。
特電法で要求される事項について
概要
特電法第4条は、メールに記載する義務(表示義務)がある項目を定めています。この項目について、以下解説します。
なお、HTMLメールで送信する場合、フォントサイズを変更したり出来ますが、下記の事項について著しく小さい文字で表示したり、目につきにくい色で表記した場合などは、表示義務違反とされるおそれもありますので注意してください。
送信責任者の氏名・名称
送信者の氏名・名称を記載するようにしてください。法人の場合は会社名となります。もちろん、会社内でメールの配信について責任者(苦情先)が居る場合には、それも併記するのが望ましいでしょう。
お店の名前と運営会社名が異なる場合には、併記するか、会社の名前を記載してください。
送信責任者の連絡先
連絡先については、要するにメールの配信の停止をどこに請求すれば良いのかを明示することです。メール配信について特別の連絡先を用意する場合には、そちらも記載するようにしてください。電話番号とメールアドレスを記載し、電話については受付日・時間を併記すると良いでしょう。
また、住所についても記載するようにしてください。メールの配信停止については、サイト上からしか受け付けないというのは少し無理があり、住所に郵送で手紙が来ても対応しなければなりません。
店のURLも記載するようにしてください。
メール配信を止めることができる方法・連絡先
メール配信を止める方法についても記載するようにしてください。さまざまな方法を用意していたり多くの説明を要する場合には、説明ページを設けそちらへのリンクを記載するのもよいかもしれません。
著作権表示について
送信しているメールの内容について、運営者側が著作権を持っていることを示すため、著作権表示を忘れないようにして下さい。
当サイトでも、すべてのページでフッタに、「ECサイト運営者のための法律情報まとめサイト All rights reserved.」と記載してあります。このような記載です。
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